令和5年9月5日(火)に開催されました、第2回アシストスーツサミットinOSAKAでお話をさせていただきました。
今回のテーマは「アシストスーツの選び方」について。
腰用のアシストスーツが中心になりますが、アシストスーツ選びのポイントについてお話をしてきました。
アシストスーツサミットの内容とともに、ご紹介していきたいと思います。
第2回アシストスーツサミット in OSAKA
今回の会場はグランフロント大阪 うめきたSHIPホール。大阪駅すぐのとても便利なところです。
写真入りでしっかりとご案内。カラフルなロゴマークが目を惹きますね。
開場直後の雰囲気です。続々と来場され注目度の高さがうかがえます。
そろそろセミナーが始まります。演題そでからパチリ。
セミナーのスタートです。満席立見となりました。ありがたいことです。
基調講演「アシストスーツ導入のポイント」について
セミナーでお話した内容を紹介していきます。
まずは本日の内容です。直近の労働災害データの紹介やアシストスーツについて。
令和4年データでは、腰痛の主因とされる「動作の反動、無理な動作」が第二位になったことが印象的でした。
これは若者から高年齢労働者まで年齢を問わずに発生している特徴があります。
アシストスーツに期待できることを整理しています。
「疲れにくくなる」という点が気に入っています。
当サイトでもご紹介しているアシストスーツ一覧です。
赤枠のところはサミットに参加されているメーカーさんの製品です。
個別の製品情報について詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。
アシストスーツの選び方ガイドを使って説明を進めました。
腰用・腕用・脚用について整理をしています。
アシストスーツの選び方については5つのポイントをお話しました。
他には、作業現場における腰痛対策とアシストスーツの活用やはたらく人のカラダを整える重要性を織り交ぜて、45分枠を締めくくりました。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
「アシストスーツの選び方ガイド」は下記よりダウンロードできます。
アシストスーツについて知ってみたり、検討に役立ててみてください。
アシストスーツ装着体験
随時開催されていたアシストスーツを装着できる体験ブースは大賑わいでした。
順にご紹介していきましょう。
【アルケリス株式会社】さん
立ち作業を助ける脚用のアシストスーツです。
【株式会社イノフィス】さん
2023年発売の新製品2つも体験可能でした。
【倉敷紡績株式会社】さん
クラボウさんのアシストスーツはユニフォーム一体型。
【株式会社ダイドー】さん
腕上げ作業を助ける腕用アシストスーツです。
【株式会社ダイヤ工業】さん
メディカルサポーターでおなじみのダイヤ工業さんからは空気注入式が。
【日本シグマックス株式会社】さん
おなじく医療用サポーターでおなじみの日本シグマックスさん。冷却グッズも揃っています。
【株式会社加地】さん
レイボエクソスケルトンの新型も体験できました。
新型の製品や改良された製品が増えてきている印象でした。
初めてアシストスーツを身に付ける方に加えて、少し前に装着してみたことはあるけれどイマイチだった…
といった方は改良されている最近のアシストスーツをぜひ試してみてください。
2023年も数種類の新型または改良型のアシストスーツが展開されています。
当サイトからも新しい情報をしっかりと発信していきたいと思います。
アシストスーツ協会参加企業ご挨拶
基調講演の終了後には、アシストスーツ協会の参加企業さん各社から順にひと言ごあいさつをされていました。
自社アシストスーツを持ってパチリ。
パネルディスカッション
午後からはアシストスーツユーザー企業さんと産業保健に関わる保健師さんから実際の取組や期待できることについてのディスカッションが行われていました。
ユーザー企業さんからは、疲労軽減につながるアシストスーツの使用ケースについてお話がありました。
自動車の組立や塗装について、基本は自動化なのですが、人の目で確認をする作業はまだまだあるということでした。
目視確認での姿勢が辛いという声もあり、姿勢を保つために脚用のアシストスーツを使用されているケース。
アシストスーツをうまく使えるように周辺作業を少し変えていった。適応させた感じでしょうかね。というお話をされていました。
満席立見のパネルディスカッションとなっており、アシストスーツ使用事例の注目度が窺える一コマでした。
作成:逢坂大輔(理学療法士・作業管理士)