アシストスーツの活用で労働負荷の軽減を目指す!
栃木県那須農業振興事務所さまより企画・ご依頼をいただき、
水田を活用した土地利用型園芸作物導入の課題解決セミナーとして、
労働負荷の軽減を目指したアシストスーツの活用についてお話をしてきました。

那須地域では、水田を活用した土地利用型園芸を進めるために推進品目の選定や労働負荷の軽減が課題とされています。
重量のある野菜の生産現場では作業の負担で腰が悲鳴を上げているところも少なくありません。
このような作業負荷を軽減するためにも腰用のアシストスーツを活用していくことが期待されています。
お話をさせていただいた内容はこちら

参加された生産者の方々や行政の方々は、みなさんアシストスーツを実際に装着することは初めてとのことで、「今日は興味津々に楽しみにやって来た」と嬉しいお言葉。
アシストスーツについての基本的な説明やタイプ別の特徴、製品ごとの詳細などをお話させていただき、概要を知っていただくところからスタートです。


そして、那須地域で推進されていく品目である、キャベツや玉ねぎ、長ネギ、ウドといった重量のある野菜の生産工程のなかで、アシストスーツの活躍が期待できる作業をピックアップして、実際の生産者の方にイメージをしっかりと持っていただける流れでお話を進めました。

こちらの品目の作業については機械化で対応されているところもあるようですが、人の手が必要なところもあるため地域によってお悩みは様々です。
農業の現場でも「ワシはまだいける」と無理をして身体を酷使しがちです。
ながく元気に働けるよう、これからの働き方を変えていくことの大切さを説明させていただきました。


いろいろなタイプの機種を試せる装着体験会に
そして、今回のメインはタイプ別の装着体験ですので、私の話は早々に切り上げて装着体験に移ります。
今回体験していただいたのは次のとおり。
・サポートジャケットBb+PRO2(非電動・外骨格タイプ)
・サポートジャケットEp+ROBO(電動タイプ・レンタル可能)
・Airsapoエアサポ(非電動・サポータータイプ)
・マッスルスーツEvery(非電動・外骨格)
・マッスルスーツGS-BACK(非電動・外骨格)

4つのグループに分かれていただき、順に各アシストスーツの着脱装着感やアシスト発揮の感触についてなどを体感していただきました。


今回は、事前に必要な作業や負担の高い作業をヒアリングしておすすめのアシストスーツをラインナップすることができましたので、参加された方からの反応も実際の作業や動きをすぐにイメージしていただける反応をいただくことができました。
非常に飲み込みのよいスムーズな装着体験を行う事が出来ました。
このような機種を揃えて、各タイプのアシストスーツを一度に装着体験できるチャンスはあまりなく非常に貴重ですね。
ご参加いただきました生産者の方々、那須農業振興事務所の方々には改めて御礼申し上げます。
また、ご協力をいただきました
「ユーピーアール株式会社様」
「NKE株式会社様」
装着体験にご協力、サポートをいただきありがとうございました。
今回の体験会から、お試しレンタルへ進む方が出てこられ、1年後に活用レポートでインタビューが出来るととても嬉しい関係づくりになりますね。
~団体さま・自治体さまの研修セミナーにぴったり!~
装着体験会や活用セミナーでアシストスーツを身近に知る!
作成:アシストスーツアドバイザー 逢坂大輔
(理学療法士、作業管理士)