HAL®が変えていく介護の未来
HAL®腰タイプ 介護・自立支援用
CYBERDYNE株式会社
腰の部分のセンサーが動きを検知して持ち上げ時の身体を起こす動きや、前傾・中腰姿勢のサポートをアシストしてくれます。
電極を貼って、生体電位信号によるパワーアシストと、電極を貼らずに作動する2つのモードが搭載されています。
介護現場では電極を貼らずに使用する方法がおすすめです。
電極を貼らずに使用できるCACモードでも瞬時に身体の動きに合わせたアシストが特徴です。
身体と接する面積が少ないタイプのアシストスーツなので、長時間の装着でも邪魔にならない工夫がされています。
介護者が装着することで、介護動作時の腰部負荷や腰痛発生リスクを低減することができます。
移乗介助はもちろんのこと、中腰姿勢での連続作業が中心となる体位変換や衣服交換場面や入浴介助場面でもしっかりと腰へのアシストをしてくれます。
(画像提供:~PRESENTED BY CYBERDYNE~)
タイプ | 対象作業 | 連続稼動 | 重さ |
動力あり | 移乗、体交、着脱、入浴ほか | 約4時間 | 3.1㎏ |
サイズ:1サイズ(140~180㎝)
重量:約3.1㎏(バッテリー含む)
連続稼働:約4.5時間
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:防水防塵性能 IP54
2つの用途で活用できる装着型サイボーグ!
介護支援用途に加えて、要介護状態の方が装着することで、弱った足腰などの身体機能の向上を目的とした「自立支援用途」にも使用することができる、他にない機能が特徴です。
【装着の感想】
腰の部分に装着するタイプですので、肩ベルトに引っ張られることなく身体を腰から起こしてくれたり、中腰では腰部分の前傾を後ろから引っ張ってくれるような感じで大変安心感があります。
介護施設では、介護業務での中腰作業や入浴介助に使用されているケースも増えており、腰痛対策や業務負荷の軽減とともに介護する側される側の双方に優しい介護の実現に向けて注目されています。
毎年開催されているHAL好事例大賞では自立支援用途と介護支援用途の両方でその効果が出ているという発表がなされています。
小型の本体で長時間の装着でも苦にならない印象です。