介護現場向け アシストスーツはこう選ぶ!

※この記事は2025年8月18日に最新情報を反映した内容に更新をしています。

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介護現場向けのアシストスーツは?

介護現場で使うには、どのアシストスーツがおすすめなの?

という相談を受けることがあります。

2025年に入り、介護現場でアシストスーツが使われている場面が増えてきました。
施設での介護業務で着用することに加えて、最近では在宅介護の場面でも活用が進んできています。

ここでは、介護現場向けのアシストスーツとして、介護現場のニーズから開発されたアシストスーツや、介護テクノロジー導入補助金の利用が可能なアシストスーツについて紹介しています。

なお、介護テクノロジーとしてのアシストスーツは、厚生労働省から示されている介護テクノロジーの重点分野のなかで、装着型移乗支援機器として表現されています。

高年齢労働者の安全対策ポータル
介護現場ではアシストスーツ選定に加えて、転倒・腰痛・認知・作業環境を含めた安全対策が重要です。

介護現場向けのアシストスーツ

2023年6月発売の新製品!

マッスルスーツSoft-Power 

株式会社イノフィス

施設介護:◎ 在宅介護:◎

「はたらく現場の新習慣」

マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)は、マッスルスーツシリーズで培ったアシスト技術をもとにしたサポート力と、快適性を追求し、衣服のような着け心地を実現した製品です。
つらい中腰作業を、1日中軽やかにアシストします。

装着することで軽作業での物の持ち運びや、中腰作業での腰の負担を約35%軽減します。

衣服のような着け心地で身体の動きを制限しないため、装着したまま階段の昇り降りや車両の運転が可能です。
非常に軽量(430g)で、長時間の着用も苦になりません。

※本製品は株式会社イノフィスと日本シグマックス株式会社との協業により誕生した製品です。

画像引用(https://innophys.jp/product/)

タイプ価格(税込)  原理レンタル
サポータータイプ59,400円伸縮素材の張力    なし

主な業種:製造業・物流業・倉庫業・農業・介護など
サイズ
フリー(身長150~190㎝)
重量:約430g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:腰部の負担35%軽減

    暑くない
   動きやすい

【その他】
体に接触する面積を少なくしたアシストスーツです。窮屈感が少なく暑さ対策にも有効ですね。

体の動きを妨げず歩きやすくなっています。
重量物の上げ下げに加えて、中腰姿勢の作業が多い現場で大活躍してくれるでしょう。

2023年6月発売の新製品!

マッスルスーツExo-Power

株式会社イノフィス

施設介護:◎ 在宅介護:△

「シリーズ最強 ハードな現場に。」

マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)は、最大補助力27kgfで、働く現場の腰への負担をパワフルにサポート。
重量物の持ち運びや、長時間の中腰作業など、ハードな現場を支える新製品です。

イノフィス社の代名詞でもあるエアを注入する人工筋肉によるアシスト方式とバネの力によるアシスト方式でマッスルスーツシリーズ最強の補助力の発揮が実現しました。
電力不要なので、場所や時間を制限せず、様々なシーンで使うことができます。

ポンプで送り込む空気の量で、補助力の強弱変更が可能です。
装着は、背負ってベルトを締めるだけ。およそ10秒で装着が完了します。
歩きやすい工夫がされ、動きの多い作業でも邪魔せずに快適作業が可能です。

画像引用(https://innophys.jp/product/)

タイプ価格(税込)  原理レンタル
動力なし・外骨格タイプ214,500円空気    なし

主な業種:製造業・物流業・倉庫業・農業・介護など
サイズ
2種類(身長150~185㎝に対応)
重量:約4.3㎏(カバー含む)
アシスト力:最大27㎏f
使用場面:屋内・屋外
特徴:歩く動作を極力妨げない

   安心の防水防塵 IP56
   電力不要

【その他】
人工筋肉に加えて新たに「バネ」を使用することでマッスルスーツ自体が身体にぴったりフィットさせることができ、歩きやすくなっています。

重量物の上げ下げに加えて、中腰姿勢の作業が多い現場で大活躍してくれるでしょう。

介助用フロントカバーを付属した病院・介護向け

サポートジャケットBb+FIT CARE TYPE

ユーピーアール株式会社

サポートジャケットBb+FIT ケアタイプの特徴は?

施設介護:◎ 在宅介護:◎

1.腰の負担を軽減
移乗介助や歩行介助等の業務における腰や身体の負担を軽減します。
着用時の脊柱起立筋の筋活動が平均31%軽減されます。

2.パーツ接触のリスク回避
前面をフロントカバーで覆うことで、アシストスーツのパーツが介助される方の顔や頭に接触するリスクを回避します。

3.接触部位の負担軽減
胸部に厚手の生地を用いて、接触時に生じる負担を軽減するよう設計されており、より快適な介助を実現します。

4.胸部や腹部の目立ちをカバー
あらゆる用途において課題となっていた、胸部や腹部の目立ちを前面のフロントカバーによって改善します。

画像提供(https://www.upr-net.co.jp/suit/)

タイプ価格(税込)  動力レンタル
動力なし・外骨格タイプ35,200円なし  なし

主な業種:医療・介護施設・在宅介護
サイズ
M・L・LL
重量:約600g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内
独自機能と特徴:

1.フォームナビ機能
第二の背骨が、背骨と腰の理想的な姿勢へと誘導し、体幹の前傾角度を抑える作用によって背中や腰部椎間板への負担を軽減してくれます。
2.ランバーサポート機能
大きな腰ベルトで背面から腹部を包み込むことで腹圧を保ってくれます。
3.マッスル機能
大腿部後面のマッスルベルトで、脚の筋肉を補助し作業での前屈姿勢や起き上がりの力をアシストしてくれます。

4.ボーン着脱式機構
第二の背骨(ボーン)取り外し可能な機構を採用。洗濯後の本体取り付けも簡単です。
5.腰ベルトフィッティングシステム
ダイヤル機構を採用。腰ベルトの締め付け調整が簡単です。

介助用フロントカバーへのネーム入れ・色指定も可能です。

腰サポーター一体型・立位姿勢も支えるアシストスーツ

メディエイド アシストギア腰2

日本シグマックス株式会社

メディエイド アシストギアは、日本シグマックスが最も得意とする腰サポーターを一体化したアシストスーツです。
前傾・中腰姿勢だけでなく、立位姿勢時においても腰部の負担軽減と姿勢安定をサポートする点が大きな特長です。

立位姿勢の安定を生む「腰サポーター一体構造」

腰サポーターを一体型にすることで、作業中の腰部を安定させ、
「立っているだけでも腰がつらい」現場作業者の負担軽減に貢献します。

長時間の立ち作業や、立位と中腰を繰り返す業務でも、
腰へのストレスを抑え、安定した作業姿勢の維持をサポートします。

腰サポーターの主な役割

■ 腹腔圧上昇効果
腹部を適度に圧迫することで腹腔内圧を高め、腰椎への負担を軽減
前屈・中腰姿勢だけでなく、立位姿勢時の体幹安定にも寄与します。

■ 後屈抑制
腰に最も負担がかかりやすい後屈方向の動きを抑制
無意識に反りやすい立ち姿勢を制御し、腰にかかるストレスの蓄積を防ぎます。

現場で使いやすい設計

  • 腰サポーター一体型でフィット感を重視
  • ON・OFF切替機構により作業内容に応じた調整が可能
  • ベルト・ストラップで体型に合わせて簡単調整
  • 4ステップで簡単装着
  • 洗濯可能で衛生的に使用可能

画像提供(日本シグマックス株式会社)

タイプ価格(税込)  構造レンタル
動力なし・サポータータイプ39,600円伸縮素材の張力    なし

主な業種:製造業・物流業・農業・介護福祉・サービス業など
サイズ
M・L・LL
重量:約530g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:背中から腰、大腿部にかけて伸縮素材が連結

   腹圧上昇効果で立位姿勢もサポート
   サイズ調整テープで身長に合わせた調節が可能
   洗濯可能

活躍する場面は移乗だけ?

介護の現場でアシストスーツを使用する場面は?

ベッドから車いすへ移る、「移乗介助」の場面を想像されることが多いのですが、
実は、中腰での反復作業となる排泄介助(オムツ交換)や着衣交換の場面で効果をしっかりと感じるという声が大変多いです。
他には、体位変換やトイレ内での立位保持サポート入浴介助の場面でもしっかりと利用されています。

(AMED令和2年度 ロボット介護機器開発・標準化事業 資料より)

重量感や動きやすさは?

重さは感じますか?

介護現場でははたらく女性が多いのも特徴です。
そのため、他産業で使用されるアシストスーツよりも軽量化を意識して設計されていることがうかがえます。

以下、軽い順

マッスルスーツSoft-Power:430g
メディエイドアシストギア腰2:530g
サポートジャケットBb+FIT CARE TYPE600g

マッスルスーツExo-Power:4.3kg

介護場面でのアシストスーツは、移乗介助の時にだけ着用するスタイルよりも、
オムツ交換や体交などの中腰姿勢になる作業を連続して行う場面で活躍することが多く、しばらく装着したままで過ごすスタイルになります。
女性や年配の方への装着し続けることへの負担が極力少なくなるようにアシストスーツの重量は大切なポイントです。

動きにくくなる?

次に、しばらく装着して作業をするという点では、「動きやすさ」というものが重要になってきます。

モーター式のアシストスーツでは、歩行や身体の動きを妨げない設計になっています。
身体の動きをセンサーが検知して作動する仕組みですので、歩いたりしゃがんだりする際はその動作を邪魔しないようになっています。
モーターを使っていないタイプでは、太腿部を支えるパッドが少し窮屈に感じる場面があり深くしゃがみこむことはしんどいケースもあるかと思います。
歩く際は大腿部とパッドの接触を外したり、空気を抜いたりすることで窮屈感は減少します。

もっとも、装着していること自体が動きにくくなるという意見もあるかと思います。
小柄な体格の方などは数キロあるアシストスーツを装着するだけで動きづらさを感じてしまうかもしれません。
このような場合は、なるべく軽量で小型のアシストスーツを選ぶ方がよいですね。

力仕事をするには少々ハンデがあるかと思います。腕力を鍛えたり、腰のストレッチをするなどして力仕事に備えるようにしていただきたいと思います。

試してみるのがいちばん!

介護現場でのアシストスーツ選びについてご紹介しました。
施設での活用では入居者の特徴や施設の業務の特性など、またはそこで働く人の条件によって機種選びが変わってくるかと思います。
在宅介護に関わる事業者の方や家族介護に関わる方には、お手軽な価格で購入できるアシストスーツから始めていくのが良いと思います。

アシストスーツの窓口では、ここでご紹介した中のいくつかのアシストスーツを装着体験できるようにしています。
介護向けアシストスーツを、触って・着てみて・比べてみて、腰の楽さやアシスト感を体感してみてください!

詳しくは下記をご覧ください
↓  ↓  ↓

高年齢労働者安全対策チェックリスト
介護現場ではアシストスーツ選定に加えて、転倒・腰痛・認知・作業環境を含めた安全対策が重要です。

ご相談は随時受け付けています。

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