※この記事は2023年11月27日に最新情報を反映した内容に更新をしています。
介護現場で使えるアシストスーツは?
介護現場で使うには、どのアシストスーツがおすすめなの?
という相談を受けることがあります。
2023年に入り、介護現場でしっかりと使えるアシストスーツのラインナップが増えてきました。
これまでは施設での介護業務で着用することが多かったと思いますが、在宅介護の場面でも十分に使用できるアシストスーツが登場しています。
ここでは、介護現場向けのアシストスーツとして、介護現場のニーズから開発されたアシストスーツや、介護ロボットとして活用が進められているアシストスーツについて詳しく紹介しています。
そして他産業でも使用されていて、介護現場での使用にも向いているアシストスーツの特徴なども紹介しています。
なお、介護ロボットとしてのパワーアシストスーツは、厚生労働省から示されている介護ロボットの分野別表記のなかで、装着型移乗支援機器として表現されています。
介護現場向けのアシストスーツ
介助用フロントカバーを付属した病院・介護向け
サポートジャケットBb+FIT CARE TYPE
ユーピーアール株式会社
サポートジャケットBb+FIT ケアタイプの特徴は?
施設介護:◎ 在宅介護:◎
1.腰の負担を軽減
移乗介助や歩行介助等の業務における腰や身体の負担を軽減します。
着用時の脊柱起立筋の筋活動が平均31%軽減されます。
2.パーツ接触のリスク回避
前面をフロントカバーで覆うことで、アシストスーツのパーツが介助される方の顔や頭に接触するリスクを回避します。
3.接触部位の負担軽減
胸部に厚手の生地を用いて、接触時に生じる負担を軽減するよう設計されており、より快適な介助を実現します。
4.胸部や腹部の目立ちをカバー
あらゆる用途において課題となっていた、胸部や腹部の目立ちを前面のフロントカバーによって改善します。
画像提供(https://www.upr-net.co.jp/suit/)
タイプ | 価格帯(税込) | 動力 | レンタル |
動力なし・外骨格タイプ | 35,200円 | なし | なし |
主な業種:医療・介護施設・在宅介護
サイズ:M・L・LL
重量:約600g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内
独自機能と特徴:
1.フォームナビ機能
第二の背骨が、背骨と腰の理想的な姿勢へと誘導し、体幹の前傾角度を抑える作用によって背中や腰部椎間板への負担を軽減してくれます。
2.ランバーサポート機能
大きな腰ベルトで背面から腹部を包み込むことで腹圧を保ってくれます。
3.マッスル機能
大腿部後面のマッスルベルトで、脚の筋肉を補助し作業での前屈姿勢や起き上がりの力をアシストしてくれます。
4.ボーン着脱式機構
第二の背骨(ボーン)取り外し可能な機構を採用。洗濯後の本体取り付けも簡単です。
5.腰ベルトフィッティングシステム
ダイヤル機構を採用。腰ベルトの締め付け調整が簡単です。
法人向け請求書払いも承ります。
まずは装着体験から始めましょう!
介護の日常をもっと安心、快適に。
J-PAS fleairy(フレアリー)
株式会社ジェイテクト
施設介護:◎ 在宅介護:△
☆介護ロボット導入補助対象製品☆
介護現場の声を取り入れ、介護現場での使用に特化したアクティブタイプのパワーアシストスーツです。
アクティブタイプでは業界最軽量クラス、かつフレームレス構造で長時間の着用でも疲れにくく、狭い所でも動きやすいのが特長です。
衣服素材を多用することで,利用者様に触れても安全で,かつ介護現場で活躍する女性にも優しい設計となっています。
必要な時に必要なアシスト力を発生するアクティブタイプのため,普段の作業の邪魔をすることなく負担を軽減します.特に中腰姿勢保持では、約94%の負担軽減効果があり,移乗介助や立位状態での介助、中腰でのシーツ交換、入浴介助など、多くの場面での活躍が期待できます。
着脱は,約20秒と簡単で、装着したまましゃがんだり、座っての事務業務も可能です。
画像提供(https://active-life.jp/jpasfleairy/)
タイプ | 価格帯(税込) | 原理 | レンタル |
動力あり | 30万円台 | モーター式 | あり |
主な業種:介護サービス
サイズ:S・M・L
重量:約1.6㎏(装具除く)
連続稼働:4時間
中腰サポート:あり
特徴:フレームレスのベルト巻き上げ式
防水防塵IP55をクリア(浴室作業可)
立位保持介助で腰部負荷59%低減
中腰姿勢保持で腰部負荷94%低減
左右に便利なポケット付き
汚れても安心 洗える装具
【装着の感想】
フレームがない衣服型のため、介助時も他の作業の際にも装着している感が少なく、邪魔をしないのが特徴です。
立位サポートや中腰姿勢でしっかりとしたパワーアシストを感じることができます。
HAL®が変えていく介護の未来
HAL®腰タイプ 介護・自立支援用
CYBERDYNE株式会社
施設介護:◎ 在宅介護:△ 機能訓練:◎
☆介護ロボット導入補助対象製品☆
腰の部分のセンサーが動きを検知して持ち上げ時の身体を起こす動きや、前傾・中腰姿勢のサポートをアシストしてくれます。
電極を貼って、生体電位信号によるパワーアシストと、電極を貼らずに作動する2つのモードが搭載されています。
介護現場では電極を貼らずに使用する方法がおすすめです。
電極を貼らずに使用できるCACモードでも瞬時に身体の動きに合わせたアシストが特徴です。
身体と接する面積が少ないタイプのアシストスーツなので、長時間の装着でも邪魔にならない工夫がされています。
介護者が装着することで、介護動作時の腰部負荷や腰痛発生リスクを低減することができます。
移乗介助はもちろんのこと、中腰姿勢での連続作業が中心となる体位変換や衣服交換場面や入浴介助場面でもしっかりと腰へのアシストをしてくれます。
(画像提供:~PRESENTED BY CYBERDYNE~)
タイプ | 対象作業 | 連続稼動 | 重さ |
動力あり | 移乗、体交、着脱、入浴ほか | 約4時間 | 3.1㎏ |
サイズ:1サイズ(140~180㎝)
重量:約3.1㎏(バッテリー含む)
連続稼働:約4.5時間
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:防水防塵性能 IP54
2つの用途で活用できる装着型サイボーグ!
介護支援用途に加えて、要介護状態の方が装着することで、弱った足腰などの身体機能の向上を目的とした「自立支援用途」にも使用することができる、他にない機能が特徴です。
【装着の感想】
腰の部分に装着するタイプですので、肩ベルトに引っ張られることなく身体を腰から起こしてくれたり、中腰では腰部分の前傾を後ろから引っ張ってくれるような感じで大変安心感があります。
介護施設では、介護業務での中腰作業や入浴介助に使用されているケースも増えており、腰痛対策や業務負荷の軽減とともに介護する側される側の双方に優しい介護の実現に向けて注目されています。
毎年開催されているHAL好事例大賞では自立支援用途と介護支援用途の両方でその効果が出ているという発表がなされています。
小型の本体で長時間の装着でも苦にならない印象です。
もっと詳しく、公式サイトでチェック!
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電動タイプは介護ロボット導入サポートを活用
まずは装着体験から始めましょう!
介護現場の腰痛対策相談受付中!
あなたの施設は ”腰痛対策” できていますか?
・身体介助の方法
・ポジショニング
・福祉用具や介護ロボットの活用
・職場全体で取り組む腰痛対策の提案
といった内容の研修・コンサルティング相談を受け付けています。
腰痛対策や業務改善につながる第一歩を一緒に踏み出しましょう!
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介護現場の使用にも向いているアシストスーツ
第二の背骨でしっかりと腰をサポート!
サポートジャケットBb+PROⅡ
ユーピーアール株式会社
腰の負担を軽減する3つの独自機能を搭載!
施設介護:◎ 在宅介護:◎
第二の背骨となるバックボーン(Backbone)を背面に配置した外骨格型のアシストスーツです。
本体重量は約600gと軽量で、ジャケットを羽織るように颯爽と装着することができます。
背面のバックボーンの作用により過度な前屈み姿勢を抑えることで、背骨や腰にかかる負担を軽減してくれます。
また、背骨と腰の理想的な姿勢へと誘導してくれるフォームナビ機能をもっています。
大型の腹部ベルトにより腹圧を高めて作業時の腰椎や椎間板への負担を軽減してくれます。
大腿部後面には脚の筋力補助を目的としたマッスルベルトが配置され、前屈姿勢や起き上がりの力を補助して作業動作の疲労軽減に役立ちます。
画像提供(https://www.upr-net.co.jp/suit/)
タイプ | 価格帯(税込) | 動力 | レンタル |
動力なし・外骨格タイプ | 5万円以内 | なし | なし |
サイズ:S・M・L・LL・3L
重量:約600g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:
1.フォームナビ機能
第二の背骨が、背骨と腰の理想的な姿勢へと誘導し、体幹の前傾角度を抑える作用によって背中や腰部椎間板への負担を軽減してくれます。
2.ランバーサポート機能
大きな腰ベルトで背面から腹部を包み込むことで腹圧を保ってくれます。
3.マッスル機能
大腿部後面のマッスルベルトで、脚の筋肉を補助し作業での前屈姿勢や起き上がりの力をアシストしてくれます。
辛い姿勢をサポートし、作業負担を軽減!
メディエイド アシストギア
日本シグマックス株式会社
施設介護:◎ 在宅介護:◎
上パーツと下パーツから構成されるアシストスーツです。
ベストを羽織るように上パーツに腕を通し、下パーツに脚を入れ腰ベルトを巻くことで装着は完了。
上下パーツの連結によって、肩から背部、腰から大腿部へと張力が発生する仕組みです。
中腰姿勢や持ち上げ作業での腰への負担を軽減してくれます。
また腰ベルトの腹圧上昇効果によって立ち作業でも良姿勢へと誘導してくれ、疲労の蓄積が減ることが期待できます。
人体構造に即した設計と、パーツごとの適度な伸縮性により、作業姿勢をサポートしつつも動きを妨げない設計になっており、
背中や腰部分の素材には通気性に優れたメッシュ素材を使用。
長時間の装着でも暑さを逃がす工夫がされ、快適な装着を追求されています。
画像引用(https://mediaid.sigmax.co.jp/special/workerscare/)
タイプ | 価格帯(税込) | 原理 | レンタル |
動力なし・サポータータイプ | 27,500円 | 伸縮素材の張力 | なし |
主な業種:農業・物流業・製造業・医療介護など
サイズ:S・M・L
重量:約460g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:背中から腰、大腿部にかけて伸縮素材が連結
腹圧上昇効果で立位姿勢もサポート
ベルトやストラップは簡単調節が可能
洗濯可能
伸縮素材と空気圧のダブルでアシスト!
DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)
ダイヤ工業株式会社
楽に持ち上げて楽に運べる
施設介護:○ 在宅介護:△
☆介護ロボット導入補助対象製品☆
背中の部分を覆うスタイルの労務軽減アシストスーツです。
肩から腰と脇から腰にかけての特殊高反発ゴムと、腰から大腿部にかけては特殊高反発ゴムと人工筋肉が配置されています。
ゴムの収縮力で上半身を起こしてくれるようなアシストが得られます。
人工筋肉部分に空気を注入することで、中腰姿勢を維持するときに使う背部の筋肉を助ける働きをしてくれます。
持ち上げ作業と長時間の中腰姿勢での作業の両方に効果を発揮してくれるアシストスーツです。
画像提供(https://www.daiyak.co.jp/)
タイプ | 価格帯(税込) | 原理 | レンタル |
動力なし・サポータータイプ | 97,500円 | 特殊高反発ゴム | なし |
主な業種:製造業・物流業・農業・介護など
サイズ:M・L
重量:約800g
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:高反発ゴムのアシストで持ち上げをサポート
人工筋肉に空気を注入することで中腰姿勢をサポート
薄型設計で狭い場所でも使用可能
椅子へ座る際も脱着する必要が無いので、作業の手を止めることが大幅に減少
オプションの腰コルセットを追加することも可能
熱中症対策としてアイシングセルを入れるスペースも確保
空気注入を自分で行うアシストスーツ
マッスルスーツEvery
株式会社イノフィス
施設介護:○ 在宅介護:○
☆介護ロボット導入補助対象製品☆
働く現場から日常のちょっとしたことまで腰をサポートするコンセプトで作られました。
手動式空気入れで空気を注入し、膨らんだ人工筋肉の反発力でアシスト力を発揮します。
ソフトフィットとタイトフィットの2種類があり、ソフトフィットは35度にかがんだ状態から補助力が発生するので、少しかがむ作業には不向きですが、荷物の持ち運び作業などに適しています。
タイトフィットは少しかがんだ状態から補助力が発生するので、介護でのベッドメイクや清潔介助などの中腰姿勢の保持に向いているようです。
下記リンクよりお求めいただけます。
画像引用(https://innophys.jp/product/)
タイプ | 価格帯(税込) | 原理 | レンタル |
動力なし・外骨格タイプ | 149,600円 | 空気圧式 | なし |
サイズ:2種類(身長150~185㎝に対応)
重量:約3.8㎏(カバー含まず)
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:空気の注入量でアシスト力を調整します
安心の防水防塵 IP56
電力不要
【装着の感想】
エアを注入するタイプのアシストスーツです。利点は価格面とバッテリー切れの心配がないというところです。
体幹を前屈させてから戻す際にエアの反発力を利用して身体を起こすアシストをしてくれる方式です。
エアの注入量によってアシスト力は変わってきます。歩いたり移動をする際は、注入したエアを抜くと歩きやすくなります。
中腰サポートの実感はもたれかかっている感が大いにありました。
無動力ながらしっかりアシストを実現!
レイボエクソスケルトン
株式会社加地
施設介護:○ 在宅介護:△
☆介護ロボット導入補助対象製品☆
オランダで開発され、アジア圏総販売代理店である開発メーカーの株式会社加地によって、アジア人の体格向けにしっかりと調整されたアシストスーツです。
上半身を前屈させることで、ストラクチャーと呼ばれる支柱を通じて腰部ユニットに力を蓄えられアシスト力を発揮してくれる非動力式のタイプです。
胸の部分に位置するチェストパッドと大腿部のレッグパッドで、前屈時の身体のバランスを整えて、身体を支える構造になっています。
装着者のかがむ時に蓄えたパワーを、中腰姿勢が続く際には支え続ける力に、再び身体を起こす際には持ち上げる力に利用する、エネルギー回生システムを採用しています。
他機種と異なり、後ろから引き上げる方式ではないため、肩への負担がなく、腰椎への負担も軽減される仕組みです。
また、回旋動作やしゃがむ姿勢にも追随するので、装着の違和感が少ないモデルです。
画像提供(https://laevo.jp/)
タイプ | 価格帯(税込) | 原理 | レンタル |
動力なし・外骨格タイプ | 65万円前後 | 支柱構造体(ストラクチャー) | なし |
サイズ:4種類(身長150~180㎝に対応)
重量:約2.8㎏
中腰サポート:あり
使用場面:屋内・屋外
特徴:簡単装着であらゆる動作を自然に
チェストパッドには圧力分散に長けたエクスジェルを内蔵
座る際はアシストON/OFF機構を切り替えるだけ
アウター衣服の内部に着用することが可能
【装着の感想】
ストラクチャーを利用し、腰部ユニットに内蔵されたガススプリングの復元力を利用したアシスト形態です。
前へ屈む際は少し力が必要ですが、ストラクチャーからの反発が心地よくクセになります。
アシスト力はかがむ力や装着者の体格などにより異なりますが、ちょっとした動作でもアシストを実感できます。
活躍する場面は移乗だけ?
介護の現場でアシストスーツを使用する場面は?
ベッドから車いすへ移る、「移乗介助」の場面を想像されることが多いのですが、
実は、中腰での反復作業となる排泄介助(オムツ交換)や着衣交換の場面で効果をしっかりと感じるという声が大変多いです。
他には、体位変換やトイレ内での立位保持サポート、入浴介助の場面でもしっかりと利用されています。
(AMED令和2年度 ロボット介護機器開発・標準化事業 資料より)
気になる防水性能
防水性能については各社しっかりと取り組まれています。
・J-PAS fleairy:IP55
・HAL®腰タイプ:IP54
・マッスルスーツevery:IP56
※IP54…全ての⽅向から水の飛沫を受けても影響がない
※IP55…全ての方向から水流を受けても影響がない
※IP56…全ての⽅向から強い水流を受けても影響がない
浴室内でも問題なく着用することができます。
でも、着用したままお湯につからないようにはしてくださいね♪
動きやすさや装着感は?
重いんでしょ…?
介護現場でははたらく女性が多いのも特徴です。
そのため、他産業で使用されるアシストスーツよりも軽量化を意識して設計されていることがうかがえます。
以下、軽い順に
・サポートジャケットBb+FIT CARE TYPE:600g
・J-PAS fleairy:1.6㎏(装具除く)
・レイボエクソスケルトン:2.8㎏
・HAL®腰タイプ:3.1㎏(バッテリー含む)
・マッスルスーツevery:3.8㎏(カバー除く)
介護場面でのアシストスーツは、移乗介助の時にだけ着用するスタイルよりも、
オムツ交換や体交などの中腰姿勢になる作業を連続して行う場面で活躍することが多く、しばらく装着したままで過ごすスタイルになります。
女性や年配の方への装着し続けることへの負担が極力少なくなるようにアシストスーツの重量は大切なポイントです。
動きにくくなる?
次に、しばらく装着して作業をするという点では、「動きやすさ」というものが重要になってきます。
モーター式のアシストスーツでは、歩行や身体の動きを妨げない設計になっています。
身体の動きをセンサーが検知して作動する仕組みですので、歩いたりしゃがんだりする際はその動作を邪魔しないようになっています。
モーターを使っていないタイプでは、太腿部を支えるパッドが少し窮屈に感じる場面があり深くしゃがみこむことはしんどいケースもあるかと思います。
歩く際は大腿部とパッドの接触を外したり、空気を抜いたりすることで窮屈感は減少します。
もっとも、装着していること自体が動きにくくなるという意見もあるかと思います。
小柄な体格の方などは数キロあるアシストスーツを装着するだけで動きづらさを感じてしまうかもしれません。
このような場合は、なるべく軽量で小型のアシストスーツを選ぶ方がよいですね。
力仕事をするには少々ハンデがあるかと思います。腕力を鍛えたり、腰のストレッチをするなどして力仕事に備えるようにしていただきたいと思います。
慣れていくことが大事!
アシストスーツの導入では、「使いこなす」という状況になるまでに少々時間が必要です。
習熟まで2週間~4週間の日数が必要であるというデータがあります。
(AMED令和2年度 ロボット介護機器開発・標準化事業 資料より)
着脱や操作、身体との一体感を感じるようになるまでには少し日数が必要、というところでしょうか。
アシストスーツに慣れていけば、一日の業務の中で多様な場面でもその効果を感じることができるようです。
(AMED令和2年度 ロボット介護機器開発・標準化事業 資料より)
条件別に考えてみると
価格帯から選ぶ
安
>
>
>
高
耐久性(丈夫さ)から選ぶ
頑丈
>
>
重さから選ぶ
軽
>
>
>
重
移乗・入浴用途から選ぶ
>
>
>
介護現場の腰痛対策相談受付中!
あなたの施設は ”腰痛対策” できていますか?
・身体介助の方法
・ポジショニング
・福祉用具や介護ロボットの活用
・職場全体で取り組む腰痛対策の提案
といった内容の研修・コンサルティング相談を受け付けています。
腰痛対策や業務改善につながる第一歩を一緒に踏み出しましょう!
介護現場の腰痛対策について詳しく知る
↓ ↓ ↓
総合的な腰痛対策について詳しく知る
↓ ↓ ↓
試してみるのがいちばん!
介護現場でのアシストスーツ選びについてご紹介しました。
施設での活用では入居者の特徴や施設の業務の特性など、またはそこで働く人の条件によって機種選びが変わってくるかと思います。
在宅介護に関わる事業者の方や家族介護に関わる方には、お手軽な価格で購入できるアシストスーツから始めていくのが良いと思います。
アシストスーツの窓口では、ここでご紹介した中のいくつかのアシストスーツを装着体験できるようにしています。
介護向けアシストスーツを、触って・着てみて・比べてみて、腰の楽さやアシスト感を体感してみてください!
詳しくは下記をご覧ください
↓ ↓ ↓
また、施設向けには次のような内容で準備段階から活用までをサポートしています。
どの場面でアシストスーツを使用していくのが、施設やスタッフにとって負担軽減につながるのか。
お試しをしながら確認していくことが大切だと思います。
ご相談は随時受け付けています。
作成者:逢坂大輔(理学療法士・作業管理士)