株式会社シーエフロボタス

どれを選べば良い? アシストスーツ比較タイプ別2021

【今年度も始まっています 令和3年度 エイジフレンドリー補助金
・働く人のために活用する補助金です
・パワーアシストスーツを導入して、働く人の腰の負担を軽減しましょう!
・腰痛対策からはじまる、働きやすい職場環境づくりを!

☆装着型アシストスーツを3つのタイプ別にご紹介!

腰を守るアシストスーツに注目が集まっています。
この一年で、製造業や流通業、農業分野など多くの業種や関連団体の方からお問合せをいただくことが増えました。

これらの相談の多くは、

・身体的負担の軽減

・作業効率の向上

・省力化

といった内容が多いです。

腰用アシストスーツの導入を検討するにあたって、「自社の作業環境にふさわしい機種はどれだろう?」

と疑問に思われるケースは大変多いです。

そもそも、「身体に装着して作業をする」ということを新しく取り入れる形になりますので、装着する現場の方々の声が大変重要になってきます。

現在主流となっているアシストスーツはつぎのように3つのタイプに分類することができます。
アシストスーツ
今回の特集では、各タイプのアシストスーツの特徴などを知っていただき、
作業をするにあたって、「身につける」ということへの抵抗が少なくなるようになれば大変うれしく思います。

導入コストのおおまかなイメージは上図のとおりですが、タイプごとの製品特徴や着用の効果といった部分は大変気になるところだと思います。
それでは、各タイプ別に製品の特徴を見ていきましょう!

※内容は2021年5月時点での当社調べです。
※データはメーカー各社のサイト内容より抜粋して表記しています。
※相違点などがございましたらすぐに修正いたしますのでご連絡をいただけますようお願いいたします。

【サポートタイプ】

【サポートジャケットBb+PROⅡ】

アシストスーツ

(画像提供:https://www.upr-net.co.jp/suit/)

独自開発の「第二の背骨」が特徴のアシストスーツです。

腰の負担を軽減する3つの独自機能が搭載されています。
・フォームナビ機能
第二の背骨が、背骨と腰の理想的な姿勢へと誘導し、体感の前傾角度を抑える作用によって背中や腰部椎間板への負担を軽減してくれます。

・ランバーサポート機能
大きな腰ベルトで背面から腹部を包み込むことで腹圧を保ってくれます。

・マッスル機能
大腿部後面のマッスルベルトで、脚の筋肉を補助し作業での前屈姿勢や起き上がりの力をアシストしてくれます。

メーカー ユーピーアール株式会社
タイプ サポートタイプ
構造 第二の背骨Bb・マッスルベルト
重量
サイズ S・M・L・LL・3L
中腰サポート あり
使用場面 屋内・屋外
特徴 独自の第二の背骨が体幹の過度な前屈を抑制
薄型設計で狭い場所でも使用可能
運転の際はベルト類を緩めることが必要

【その他】
生地の反発力や収縮力で腰部をアシストするというよりは、第二の背骨によって、良姿勢への誘導と体幹前屈を抑制してくれるアシストスーツです。

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【DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)】

アシストスーツ

(画像引用:https://www.daiyak.co.jp/)

背中の部分を覆うスタイルの労務軽減アシストスーツです。肩から腰と脇から腰にかけての特殊高反発ゴムと、腰から大腿部にかけては特殊高反発ゴムと人工筋肉が配置されています。
ゴムの収縮力で上半身を起こしてくれるようなアシストが得られます。
人工筋肉部分に空気を注入することで、中腰姿勢を維持するときに使う背部の筋肉を助ける働きをしてくれます。
持ち上げ作業と長時間の中腰姿勢での作業の両方に効果を発揮してくれるアシストスーツです。

メーカー ダイヤ工業株式会社
タイプ サポートタイプ
構造 特殊高反発ゴム・人工筋肉
重量 約800g
サイズ M・L
中腰サポート あり
使用場面 屋内・屋外
特徴 高反発ゴムのアシストで持ち上げをサポート
人工筋肉に空気を注入することで中腰姿勢をサポート
薄型設計で狭い場所でも使用可能
椅子へ座る際も脱着する必要がないので、作業の手を止める事が大幅に減少

【その他】
オプションの腰コルセットを追加することもできる
熱中症対策としてアイシングセルを入れるスペースも確保

【rakunie(ラクニエ)】

アシストスーツ

(画像引用:https://www.morita119.com/study/rakunie/)

背部を覆うことなくサポートしてくれるタイプの腰部サポートウェアです。
身体を前屈させた際に伴う背面の伸びを利用した弾性生地の張力で、前屈・中腰姿勢での腰をしっかりとサポートしてくれます。

メーカー 株式会社モリタホールディングス
タイプ サポートタイプ
構造 特殊な弾性生地
重量 約250g
サイズ XS・S・M・L
中腰サポート あり
使用場面 屋内・屋外
特徴 動きやすさと着脱のしやすさを追求
着脱はわずか30秒
丈夫な弾性生地でサポート力が落ちない
座る時は背面のバックルを解除するだけ
衣服の中に着用することも可能

前屈姿勢や中腰姿勢での作業アシストに特化したタイプのサポートウェアです。
前屈で常時はたらく筋肉の負担を軽減してくれます。
衣服の下に着用できるので、ユニフォームの下に着こむことが出来るのも魅力的です。

【パッシブタイプ】

【マッスルスーツ Every】

(画像引用:https://innophys.jp/product/)

働く現場から日常のちょっとしたことまで腰をサポートするコンセプトで作られました。

手動式空気入れで空気を注入し、膨らんだ人工筋肉の反発力でアシスト力を発揮します。

ソフトフィットとタイトフィットの2種類があり、ソフトフィットは35度にかがんだ状態から補助力が発生するので、少しかがむ作業には不向きですが、荷物の持ち運び作業などに適しています。

タイトフィットは少しかがんだ状態から補助力が発生するので、介護でのベッドメイクや清潔介助などの中腰姿勢の保持に向いているようです。

郊外のホームセンターやECサイトでも購入できます。

メーカー 株式会社イノフィス
タイプ パッシブタイプ
原理 空気圧
重量 3.8kg(カバー含まず)
アシスト力 25.5kgF(100Nm)
中腰サポート あり
サイズ S-Mサイズ:150~165cm
M-Lサイズ:160~185cm
圧縮空気供給 手動式空気入れ
特徴 IP56 ・ 電力不要

【装着の感想】
エアを注入するタイプのアシストスーツです。利点は価格面とバッテリー切れの心配がないというところです。
体幹を前屈させてから戻す際にエアの反発力を利用して身体を起こすアシストをしてくれる方式です。
エアの注入量によってアシスト力は変わってきます。歩いたり移動をする際は、注入したエアを抜くと歩きやすくなります。
中腰サポートの実感はもたれかかっている感が大いにありました。

【レイボエクソスケルトン】

 

(画像提供:https://laevo.jp/)

オランダで開発され、アジア圏総販売代理店である開発メーカーの株式会社加地によって、アジア人の体格向けにしっかりと調整されたアシストスーツです。
上半身を前屈させることで、ストラクチャーと呼ばれる支柱を通じて腰部ユニットに力を蓄えられアシスト力を発揮してくれる非動力式のタイプです。
胸の部分に位置するチェストパッドと大腿部のレッグパッドで、前屈時の身体のバランスを整えて、身体を支える構造になっています。
装着者のかがむ時に蓄えたパワーを、中腰姿勢が続く際には支え続ける力に、再び身体を起こす際には持ち上げる力に利用する、エネルギー回生システムを採用しています。
他機種と異なり、後ろから引き上げる方式ではないため、肩への負担がなく、腰椎への負担も軽減される仕組みです。
また、回旋動作やしゃがむ姿勢にも追随するので、装着の違和感が少ないモデルです。

メーカー レイボ
タイプ パッシブタイプ
原理 支柱構造体(ストラクチャー)
重量 約2.8㎏
サイズ 4種類(身長150~180㎝に対応)
中腰サポート あり
使用場面 屋内 ・ 屋外
特徴 簡単装着であらゆる動作を自然に
チェストパッドには圧力分散に長けたエクスジェルを内蔵
座る際はアシスト力ON/OFF機構を切り替えるだけ
アウターの内部に着用することが可能

(画像提供:https://laevo.jp/)

【装着の感想】
ストラクチャーを利用し、腰部ユニットに内蔵されたガススプリングの復元力を利用したアシスト形態です。
前へ屈む際は少し力が必要ですが、ストラクチャーからの反発が心地よくクセになります。
アシスト力はかがむ力や装着者の体格などにより異なりますが、ちょっとした動作でもアシストを実感できます。

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【アクティブタイプ】

【パワードウェアATOUN MODEL Y】

(画像提供:http://atoun.co.jp)

パナソニックグループの株式会社ATOUNが製造するパワードウェア(アシストスーツ)です。
発売から3年が経ち、大企業から中小企業、個人事業主まで、物流・工場・建設など幅広い業界で導入されています。

株式会社JALグランドサービスでは、様々なアシストスーツを比較検討された結果、35台が導入され羽田空港や成田空港と言った国内主要空港の荷物ハンドリングで活躍しているそうです。
また富士山の山道整備といった屋外の過酷な環境や、お米屋さんのような小規模な重労働の現場にも導入されており、2021年3月で800台を超える出荷となっています。

メーカー 株式会社ATOUN(パナソニックグループ)
タイプ アクティブタイプ
原理 モーター式
重量 4.5kg(バッテリー・装具を除くと3.5㎏)
連続稼働 4時間
アシスト力 最大10kgf
中腰サポート あり
サイズ ワンサイズ(身長150~190cm)
特徴 防水防塵IP55 ・ 1.5時間でフル充電へ
導入効果 腰部筋肉への負担20%軽減
持ち上げ作業の効率20%向上
疲労度(VASスケール長)46%減

☆IAUD国際デザイン賞2020で金賞受賞!☆

審査員からは 「腰痛やけがによる経済的、社会的影響は労働者、雇用主、そして私たちの健康医療サービスにとって容認できないほど大きくなっています」「この製品(MODEL Yシリーズ)はけがの主な原因と仕事関連の病気や障害の重要な原因の解消に貢献しています」との評価を受けています。


【装着の感想】
腰の部分にあるセンサーが体幹を起こす動きを検知して、左右のモーターが後ろから引っ張るように身体を起こす動きをアシストしてくれます。
右側にアシスト力調整ボタンと反応速度調整ボタン、左側にはブレーキ力調整ボタンを配置しておりスムーズなボタン操作が可能になっています。
アシスト力は10kgほど。連続した持ち上げや運搬作業で発生する疲労軽減に役立ちます。

【パワードウェアATOUN MODEL Y + kote】

アシストスーツ
アシストスーツ

(画像提供:http://atoun.co.jp)

MODEL Yに腕アシストユニット” kote”を追加した待望の新モデルです。腰だけでなく腕のアシスト機能が加わることで、作業負担の大幅な軽減を実現。
指先のセンサーを操作すると、MODEL Y上部に搭載されたモーターがリストホルダーに取り付けたワイヤーを巻き取り、⼿⾸を引き上げます。

幅広の板状の荷物や袋状の荷物運搬などでの上腕の筋肉へのアシストだけでなく、持ち方によっては肩の筋肉をアシストすることもできるので、活用シーンが今まで以上に大きく広がります。

※既に「ATOUN MODEL Y」お使いの方は、「ATOUN MODEL Y + kote」へアップデート可能です。

メーカー 株式会社ATOUN(パナソニックグループ)
タイプ アクティブタイプ
原理 モーター式
重量 5.8kg(バッテリー・装具を除くと4.6㎏)
連続稼働 約2.5時間
アシスト力 腰部10kgf + 腕12kgf(片腕6kgf)
中腰サポート MODEL Yに準ずる
サイズ MODEL Yに準ずる
特徴 防水防塵IP44 
1.5時間でフル充電へ
腰と腕のダブルアシストで持ち上げを強力にアシスト
荷物を持ち上げてキープする力もアシスト可能
指先のセンサーは硬いものから柔らかいものまで感度抜群
導入効果 腰部筋肉への負担23%軽減
腕部筋肉への負担65%軽減
疲労度(VASスケール長)約6割減少

☆「kote」の体験レポートはこちらからご覧ください!


【装着の感想】
持ち上げや下ろし作業では、腰の力と腕の力が要求されます。取っ手のついた荷物や腰をあまり屈めない作業環境では、腕の力に頼る事が多くなるので、Koteの腕アシストがおススメです。
これまでの腰アシストスーツではカバー仕切れなかった、20㎏以上の重量物運搬が楽に行えるようになると感じました。

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【J-PASシリーズ LUMBUS Ⅱ】

アシストスーツ

(画像引用:https://active-life.jp/jpaslumbus/)

「JPAS LUMBUSⅡ」は先代モデルよりも、制御ボックスを小型化することで使いやすいサイズに縮小、最小幅を実現した第2世代モデルです。
ベルト類の通気性やクッション性、フィット感にも改良を加え、快適に使用できるよう工夫されています。
パワーユニットが背中部分にあるのが特徴です。
そのため、持ち上げアシストの際は、上体を引き上げてくれるように感じます。なんだか安心感を体感できるアシストスーツです。

メーカー ジェイテクト株式会社
タイプ アクティブタイプ
原理 モーター式
重量 約4.5kg(装具除く)
連続稼働 約4時間
アシスト力 12kg
中腰サポート あり
サイズ ワンサイズ(推奨身長150~180cm)
使用場面 屋内・屋外
特徴 装着者の動きを検出し、必要な時にアシストが発揮される
業界最小クラスの腰幅を実現 狭い場所でも使用可能
手元スイッチで楽々操作
通気性の高い素材を使用し暑い環境での作業も可能
防塵防水 IP55

【装着の感想】
モーターとセンサーで駆動するアクティブタイプです。人の動きを検出し、必要な時にアシストが発揮されるので作業の邪魔をせずに腰の負担を軽減します。
世界シェアナンバーワンの電動パワーステアリングで培った制御技術が特徴です!

【Cray X】

アシストスーツ

(画像引用:https://www.germanbionic.com/jp/cray-x/)

第4世代となった、ドイツからきたアシストスーツです。最新モデルの第4世代はIoT機能を搭載した業界最先端です。
CrayXはハイパワーなアシスト力が特徴です。

IoT機能により、リアルタイムデータを取得することができ、労働者の安全と健康を守り、さらなるパフォーマンスの可能性をもたらします。

メーカー German Bionic
タイプ アクティブタイプ
原理 モーター式
重量 約7.4kg
連続稼働 8時間(充電時間40分)
アシスト力 28kg
使用場面 屋内・屋外
中腰サポート あり
サイズ ワンサイズ(身長155~200cm)
特徴 IoT機能搭載
個別ユーザー設定機能あり
カーボンファイバーボディで従来モデルより軽量化を実現

【装着の感想】
ジャーマンバイオニック社では、RaaS(Robotic as a service)を提唱し、12ヶ月・24ヶ月のレンタルプランでも提供されています。
何といってもパワフルなアシスト力を実現し、IoT化により使用データの取得が可能になりました。
最大28kgのアシスト力は作業に応じて調整できるので、アシスト力が強すぎて不安という方もご心配なく。
グッドデザイン賞も受賞され、重作業環境への導入に注目の一台です。

いかがでしたでしょうか?

代表的なアシストスーツをタイプ別にご紹介しました。

アシストスーツの導入を検討する際は、アシスト力はもとより、動きやすさや身体と一体となって動く反応の良さなどが大切な要素になってきます。
また、装着して作業をすることでの負荷軽減データや疲労度の軽減データなども蓄積されてきているようです。
腰の筋肉や椎間板組織などへの負担軽減や作業時の心拍数の軽減により疲労の蓄積と身体への負荷はより少なくなるということが推定されています。
実際に導入された企業へのインタビューなども含めて、改めてご紹介できればと思っています。

当サイトでは、「腰を守る」という発想のもと、持ち上げ作業や中腰作業に従事する方々に、アシストスーツをうまく活用して、腰の負担軽減作業の省力化を実現していただければと願っています。

【今年度も始まっています 令和3年度 エイジフレンドリー補助金
・働く人のために活用する補助金です
・パワーアシストスーツを導入して、働く人の腰の負担を軽減しましょう!
・腰痛対策からはじまる、働きやすい職場環境づくりを!

Robo+.net(ロボタスネット)
アシストスーツ導入活用コンサルタント 
作成者:逢坂大輔(理学療法士・作業管理士)

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